部長 町田 治彦 教授
足立医療センター放射線科は先端の画像診断装置を有し、先端かつ臨床に貢献しうる画像診断を実践しつつ、被ばくの低減にも努めております。特に、フラットパネル一般撮影装置を用いた断層撮影(トモシンセシス)や精確かつ多角的な診断を可能とするdual-energy CTも積極的に活用しています。MRIは1.5T、3T装置があり、各々の長所を活かすように努めています。
診療内容
診療科の構成
画像診断、血管内治療(Interventional Radiology)
特徴および特色
当科では患者様の被ばく低減を目的とし、従来のX線検査システムよりも大幅に被ばくが少ない、フラットパネルディテクタを搭載したシステムを各検査にて採用しております。また、CT検査ではより低被ばくで検査が可能な逐次近似再構成法を使用し、さらにデュアルエナジー法を用いてより多くの検査情報を得ることができます。
主な検査項目
- CT検査:256列MDCT装置(1台)/ 64列MDCT装置(1台)/ 80列MDCT装置(1台)
- MRI検査:1.5T-MRI装置(1台)/ 3.0T-MRI装置(1台)
- X線単純撮影検査:フラットパネルディテクタ搭載一般撮影装置(3台)
- マンモグラフィ検査:フラットパネルディテクタ搭載乳房専用X線撮影装置(1台)
- 血管撮影検査:フラットパネルディテクタ搭載血管撮影装置(3台)
- X線TV透視検査:フラットパネルディテクタ搭載X線TV撮影装置(2台)
- 歯科撮影検査:歯科パノラマ・CBCT撮影装置(1台)
- 骨密度測定検査:全身骨密度測定装置(1台)
- 核医学検査:SPECT装置(1台)
臨床研究
当科ではより良い医療を目指し、さまざまな研究を行っております。