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部門紹介

院内製剤試験部門

製剤室

製剤室は、病院の中で独自に調製しその病院だけで使用する事ができる薬(院内製剤)を調製しています。院内製剤の中には、処方箋で患者様にお渡しする医薬品や処置などで使用する医薬品の調製など予め調製しておく一般製剤と、患者さま一人一人の病態にあわせ、医師からの依頼によりその都度調製する特殊製剤があります。

院内製剤は製薬会社から市販されていない薬がほとんどですが、反対に院内製剤が後に、製薬会社から市販されるようになった事もあります。当院では各種製剤の機器を設置し、クリーンな環境の中、品質を確保し薬物治療に貢献しています。

試験解析室

院内製剤医薬品などの安定性や含量試験などを紫外吸光度計やLC/MSを用いた高精度分析を実地に行なっています。

抗MRSA薬、抗不整脈薬、免疫抑制薬など、効果のある濃度と副作用の出る濃度が近いものや同じ濃度でも効果に個人差が出るもの等は、血中濃度を測定して投与量の適正化を行っています。複雑な症例や薬物相互作用が関与する症例においても、薬剤部内で共有し、医薬品の適正使用に貢献しています。

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