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腎移植

KIDNEY TRANSPLANT

私たちの取り組み

東京の東部地域は多くの人口を抱えているにも関わらず腎移植医療を行っている施設がほとんどありません。そのため移植を希望される患者さんは、東京中心部や埼玉に行って移植を受けなければなりませんでした。我々はこの地域の腎不全患者さんに地元で治療を受けて頂きたいとの思いから腎移植の準備を進めて参りましたが、いよいよ2018年11月20日、足立医療センターで生体腎移植がスタートしました。

ここで東京女子医大泌尿器科腎移植チームについて説明させていただきます。東京女子医大本院の泌尿器科は日本有数の腎移植センターとして長い歴史を持ち、年間100例を超える腎移植を行っています。関連施設には本院泌尿器科から腎移植チームのスタッフが派遣され、東京女子医大八千代医療センター、戸田中央総合病院、都立大久保病院で既に腎移植が行なわれていますが、今回新たに足立医療センターが関連施設として腎移植を開始することになりました。当院の泌尿器科のスタッフは3人の腎移植認定医を含め、全員が女子医大本院や関連病院で腎移植に携わってきており、腎移植医療に習熟しております。移植カンファレンスは当院を含め女子医大関連5施設の腎移植チームのスタッフが集まり合同で行うことで情報を共有し、実際の手術の際には本院の移植チーフが派遣され万全の体制で移植を行います。つまり足立医療センターをはじめ全ての関連施設で女子医大本院と同じレベルの移植医療を患者さんに提供させて頂くことができるシステムとなっています。

足立医療センター泌尿器科は、今後少しずつ腎移植の数を増やしていき、将来的には東京東部地域の腎移植の拠点となれるよう今後とも日々精進していく所存です。腎移植に関心のある方、腎移植を希望される方はご気軽にご相談頂けると幸いです。

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