部長 青鹿 佳和 准教授
当院の総合診療科は、2020年4月に新たに開設された歴史の浅い科です。当院の内科は元々総合内科として、いろいろな専門領域の医師が在籍し、様々な症状や疾患の患者さんを受け入れて来ました。当科はその入り口において外来トリアージを行い、適切な専門科(医)への振り分けや、必要に応じた簡単な初療を行います。また、原因が特定できない症状を持つ患者さん、診断の困難な患者さんをご紹介いただき、詳細な病歴聴取や診察、必要な検査を行って、適切な診断に導きます。さらには、複数の疾患を持った患者さんが体調不良となった時に、どの診療科の診察および治療を受けるべきか、等の判断も致します。
診療内容
診療科の構成
総合診療科
特徴及び特色
当科は大学病院の総合診療科として、外来診療を主とし、診断の困難な症例や原因が特定できない症状を訴える患者さんを診察し、適切な診断を下し、特別な治療が必要な場合は適切な専門科(医)へつなぎます。
また、複数の疾患を持っている患者さんや様々な社会的な問題を抱えている患者さんに対しても、全人的なアプローチを行って、病気に対してだけでなく人として向き合い、解決の糸口を見つけます。
さらに、地域医療にも参画し、地元の医師会や家庭医の先生方や二次救急指定病院、療養型病院などとも連携して、地域の方々が安心して住める医療環境作りの一端を担います。
主な検査項目・診療について
丁寧かつ適切な病歴聴取と全身診察を最も大切にします。
当科では一緒に働いてくれる若手医師を募集しています
- 2021/12/16
当科は医学部付属病院の一診療科として、上記のような診療とともに、若手医師や医学生の教育にも携わっています。若手の教育をすることは、医師としての自身の向上にもつながります。若手医師の教育に興味のある方は是非ご連絡をください。