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部長 小川 哲也 教授

血液浄化部は腎臓内科、泌尿器科、骨盤底機能再建診療部、輸血・細胞治療部の複数科で構成される診療支援部門であり各科が密に連携し、臨床工学部、看護部とは役割分担を明確にそれぞれが機能的に密で風通しの良いチームとして医療を行っています。当部門では、「患者にとって良い医療とは?」を考え実践することをモットーとして、血液浄化療法にかかわる先端で総合的な腎臓臨床を行っています。

診察ご希望の方へ

2022/01/01
外来受け付けは、足立医療センターの規定に準じます。

診療内容

診療科の構成

腎臓内科、泌尿器科、骨盤底機能再建診療部、輸血・細胞治療部の4診療科で構成されています。

特徴および特色

当部門は、外来維持透析療法、重症患者の集中治療としての急性血液浄化療法、他科入院での腎不全治療のバックアップと入院血液透析療法を行っています。透析に関連する腎・尿路の合併症、ブラッドアクセストラブル等にも幅広く対応しております。また、先端の臨床、研究を積極的に行いながら、本院の血液浄化療法科とも連携を図り、安全で良い医療を行うための新たな透析医療に熱く挑戦し続けています。さらに災害対策においても東京都および区東北部の行政、各透析施設との連携し中核施設として積極的に取り組んでいます。

主な検査項目

  • 血液透析療法
  • 血液濾過法
  • 血液透析濾過
  • 血漿交換療法
  • 血血液吸着療法
  • CAPD療法(CAPD、HD併用療法)
  • CART
  • シャントエコー検査

専門

  • 総合臨床腎臓病学:維持透析、急性血液浄化療法、CAPD療法(HD併用療法、在宅)
  • 心腎連関、血管石灰化(Ca・P代謝)、動脈硬化、循環血行動態、腎性貧血、栄養療法
  • 外科:透析腎癌、腎・尿路合併症、腎後性腎不全、ブラッドアクセストラブル

その他

医師、看護師、臨床工学部の3部門による積極的なチーム医療を推進しており、臨床、研究、教育、リスクマネジメントおよび災害対策に関して共同で行っています。また、世界で唯一の女子医科大学としての特性を考慮して、出産後の女性医師、女性スタッフの勤務復帰を積極的にサポートしてゆきます。

 

浄化室会議
第3木曜日(17時15分~18時)
災害対策訓練
月1回(午後4時~):アクションカードを用いた実践的訓練